【就労移行フィンだからできること】配慮事項から自己理解へ

今日は配慮事項と自己理解について、まとめてみました。

配慮事項ってなんだろう?

フィンでは就職に向けて多くの利用者さんが就労準備を行なっています。

その中で考え込んでしまうのが、企業にお伝えする配慮事項。

「配慮して欲しい事…?」

「こういうのは伝えていいのかな?」

企業はオープン就労(障がい者雇用)の際、企業はその方の合理的配慮事項を把握する必要があります。

逆に言うと、求職活動ではそれをお伝えする必要があります。

オープン就労を初めてご経験される皆さんにとっては、初めての事なので、分からなくて当然です。

働く上での配慮は十人十色ですので、支援員と一緒に考えていくことができるのでご安心下さいね。

配慮して貰う事で出来ること

配慮事項を纏める事ができたら、一度こんな質問を自分に投げかけてみて下さい。

「この配慮をして貰う事で自分は何が出来るのかな?」

「配慮して貰う事に関して自分はどう対策しているのかな?」

企業への配慮事項は、言い換えたら“お願い”です。

“◯◯に関しては◯◯のご配慮をお願いします。”

 

このお伝えにプラスワン!

 

“◯◯に関しては◯◯といったご配慮を頂ければ、◯◯が出来ます。”

“◯◯に関しては◯◯といった対策をしていますが、難しい時は◯◯でのご配慮やご相談をお願いします。”

同じ事を伝えるにしても、配慮して頂く事で出来る事や対策を付け加えると、受け取りの印象がガラッと変わりませんか?

 

実はご自身の頑張りというのは、ご自身だけでは気付けない事が多くあります。

これは障がいがあるないに関わらず、誰にでも当てはまります。

自分の素敵なポイントって、周りの人がよく知っている…ですね!

配慮事項は自己理解に繋がる

配慮事項を紐解いていくと、実は自身の得意不得意や、アピールポイントにも繋がっていきます。

 

“マルチタスクが苦手な為、慣れるまでは一つ一つの作業指示をして頂ければ、時間内での業務を行えます”

➡︎目標を持った取り組みが出来る

 

“過集中してしまう傾向がある為、対策として1時間毎に簡易的なタイマーをセットしており、可能であれば職場の皆様への周知、また音に対するお声があればご相談をお願い致します”

➡︎自己対策・周囲への配慮を考えられる

 

こういった気付きは、オープン就労ならではないでしょうか。

もちろん、クローズ就労の際も、敢えて配慮事項を考える事で自己PRに繋がっていくので、是非、就労活動に活かして頂きたいです。

皆様お一人お一人が“ここで良かった”と思える就労支援を含めて、“フィンだからできること”を増やしています。

それがフィンが選ばれる理由の1つです。

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